2022年9月1日、位置情報共有アプリ・Zenly(ゼンリー)がサービスを終了することが発表されました。
手軽に待ち合わせや誘いができるとして人気があったために、突然のサービス終了に悲しむ人が多いのではないでしょうか。
サービスはいつ終了してしまうのか、気になっている人も多いですよね!
今回はアプリ・Zenlyがいつ終了するのか、Zenlyに変わるアプリは何かをご紹介します!
Zenly(ゼンリー)がサービス終了するのはいつ?
9月1日、位置情報共有アプリのZenlyがサービスを終了することが発表されました。
Zenlyをご利用してくださっている皆さまへ日本でも多くの方々にご利用いただいているZenlyですが、親会社の事業の再構築と再集中化にともない、数ヶ月後に提供を終了いたします。
現在のご利用には直ちに影響はありませんが、今後また追ってご案内させていただきます。
Zenly Japanによると、サービス終了は数ヶ月後を予定しているということ。
現在の利用に直ちに影響はないとしていますが、まだ正確な時期は未定のようですね。
⦅追記⦆
12月3日、Zenly Japanが2023年2月3日をもってサービス提供を終了することを発表しました。
zenlyをお使いの皆さまへ
zenlyは2023年2月3日をもちまして、サービス提供を終了いたします。
上記の日程でユーザーの皆様とはお別れです。
zenlyは今までもこれからもユーザーの皆さんを愛しています。 pic.twitter.com/pUkeuDPk6g— zenly japan (@ZenlyJP) December 3, 2022
Zenly(ゼンリー)サービス終了の理由は「儲からないから」
今回、Zenlyのサービス終了を発表したのはZenlyの親会社であるSnap社です。
日本時間の8月31日、Snap社の自社ブログは、CEOであるエヴァン・シュピーゲルが従業員に宛てたメモを公表しました。
内容としては、このようなことが書かれています。
・今回の通達や決定の理由について、2022年の初めに予想していた売上よりもかなり低く、今後の成長を見込めないため
・今後Snap社は、売上改善のため、Zenlyを始め複数のアプリやサービスを終了することを決定した
さらに、今後従業員の数も約20%を削減することを宣言しています。
事実上の“リストラ”ですね。
つまり、期待していた収益が見込めず今後も儲からないと判断したため、Zenlyのサービスを終了することになったのでした…
Zenly(ゼンリー)の日本向けTwitterが「サービス終了」ツイートを削除
Zenlyの日本向けTwitterは、9月1日の深夜、「サービス終了」の投稿を突如削除しました。
なぜツイ消しした??? pic.twitter.com/C6UrF1rVON
— ねめち_ 네메치 (@surunemeti) September 1, 2022
理由は明らかにされていませんが、何か意図があることは間違いないでしょう。
なお、Snap社が保有する写真共有アプリ・Snapchatには、Zenlyと同機能を持ったSnap Mapと呼ばれるサービスが盛り込まれています。
そのため、一部のユーザーの間では
今回のZenly終了騒動は、位置情報共有機能をSnap Mapに統一してパワーアップして帰ってくるのではないか
といった推測も行われています。
その後、Twitterに新たな投稿はされていません。
今後の動向については追って案内するということなので、公式の発表を待ちましょう。
⦅追記⦆
12月3日、Zenly Japanは2023年2月3日のサービス提供終了を発表すると共に、「Snap Map」の位置情報共有機能を勧めています。
これからも位置情報を共有したい人は、Snapchatのマップ機能「Snap Map」を使ってみてね!
ポップで可愛いマップ、きっと気に入るはず❤️👻 pic.twitter.com/WABDSYwtDN— zenly japan (@ZenlyJP) December 3, 2022
Zenly(ゼンリー)に代わる位置情報アプリを紹介!
Zenlyは2015年にフランスで開発された位置情報共有アプリです。
手軽に位置情報を共有し合えることが売りのアプリですが、他にも位置情報を共有できるアプリがないか調べてみました!
ここでは、そんなZenlyに代わるアプリを4つご紹介します。
①Life360
1つ目にご紹介するのは、
Life360
です。
Life360は、相手の位置情報をリアルタイムで確認できるGPSアプリです。
子供の見守りや家族の位置情報を確認することを目的として開発されました。
グループ間でのチャットや、待ち合わせ場所到着時の通知もできる便利なアプリです。
また、緊急時には緊急通知の発信もしてくれたりと多機能なので、評判もいいですよ。
②ココダヨ
2つ目にご紹介するアプリは
位置情報の共有に加え、災害時の安否確認やグループチャット機能も備わっているので、災害対策としてもっていれば、いざという時安心ですね!
③Runkeeper(ランキーパー)
3つ目は
Runkeeper
です。
2,500万人以上が利用している、ランニングやウォーキングなどを記録、測定できるアプリになります。
目標設定からプランニング、進捗状況まで管理してくれるので、しっかりトレーニングに向き合いたい方におすすめできます。
SNS機能があるため仲間と共有してモチベーションを高めることもできそうですね。
④Googleマップの「現在地の共有」
4つ目はお馴染みの
Googleマップ機能の「現在地の共有」
になります。
1度は使ったことがあるのではないでしょうか。
Zenlyほどの正確さはないですが、Googleアカウントでつながりがあるユーザーであれば、位置情報の共有を行うことができます。
携帯の標準アプリとして入っているので、誰でも気軽に使用することができますよね。
⑤iPhone「探す」
最後は
iPhoneの標準アプリ「探す」
です。
こちらはiPhoneユーザー限定となりますが、初めから入っているものとして便利な位置情報共有アプリです。
Apple IDで事前に『ファミリー共有』を行っていれば、リアルタイム位置情報共有ができます。
Apple製デバイスの位置情報がわかる機能も存在しているので、iPhoneを紛失した際に役立ちますよね。
ただし、事前にファミリー共有の設定が必要となるため、使用する際は設定しているか確認してみてくださいね。
まとめ
今回はアプリ・Zenlyがいつ終了するのか、Zenlyに変わるアプリは何かについてご紹介しました。
手軽に相手と待ち合わせができて便利だったために、突然のサービス終了はショックですよね…
ただ、位置情報共有アプリは他にもたくさんありそうです。
Zenlyに代わるアプリを探して、新たに使ってみるのもいいですね!